クリトレイドは女性器のアート作品で裁判判決を受けているアーティストろくでなし子さんを支援します。

5月 05 2016, カテゴリー: プレスリリース
クリトレイドはアーティストろくでなし子さんを支援します。
3Dプリンターで女性器を模造できるデータを送ったなどとして、わいせつ電磁的記録等送信頒布罪などに問われたアーティスト五十嵐恵さん=ペンネーム 「ろくでなし子」=に対し、検察側は、東京地裁(田辺三保子裁判長)の公判で罰金80万円を求刑した。
ろくでなし子さんは、弁論の最後に、裁判長から「最後に何か言いたいことは」と問われると、「私は、起訴された作品(デコまん)と、されなかった作品の違いが、今でもわかりません。もし有罪判決になったら、他の作家の活動も萎縮することになってしまいます。公正な判決を期待します」と述べた。判決は、東京地裁で5月9日に言い渡される予定。裁判長は期日を決める際、「しっかり検討したい」と、論告から判決まで3カ月という期間をあけた理由を述 べた。弁護団の山口貴士弁護士は公判後の報告集会で、「判例をなぞるだけではない、これまでと違う新しい判断を示す可能性がある」と期待をみせていた。
5月はクリトリス啓蒙月間であります。クリトレイドは、ろくでなし子さんの最終判決の前日母の日5月7日に、“MY BODY MY CLITORIS”-私の体,私のクリトリスというキャンペーン、一時間のオンラインプレゼンテーションを行います。(英語会話のみ)7PM EST time***日本時間5月8日(日)午前8時*** (アクセスは無料です。-アクセスするには、ここをクリック。)
このプレゼンは、クリトリスの神秘的なことのベールを取り、そのすべての罪悪感と羞恥心と取り除くため性科学者やクリトリス再生手術を行う博士などによる専門家のスピーチがあります。
非営利団体クリトレイドはFGM被害者にクリトリス再生治療を提供しています。
クリトリスは、他の体の一部となにも変わらない、健康的かつ大切な性器であります。ろくでなし子さんのように女性器をアートにすることは他の国では、まったくめずらしいものではなく、まして罪に問われることはアーティストの表現への自由そして人権にとわれることだと考えます。
クリトレイドはこれからも、ろくでなし子さんのような平和的革命を起こす人達を応援します。